研究室とのお別れ

先日の日曜日、いよいよ佐藤先生の研究室の片付けが終わり、
借りていたお部屋が解約となりました。
高校生の時から通い続けた研究室がなくなってしまうのは
とても寂しいことですが、
私よりも佐藤先生は尚更肩を落とされています
ご自身の故郷である栃木県に、月に2回ほどいらっしゃることが
どれだけ楽しみだったことか、、
片付けでお疲れのところ、一層気を落とされないといいのですが

今年の2月初め頃、先生の奥様がご病気を患い入院されて、
主に奥様が製作されていたサトーマレットが廃業となりました。
そのため急遽、宇都宮の研究室を引き上げることとなったのです。
現在、奥様は退院されましたが、今のところマレット製作の
再開予定はありません。
よかったら私に続けてもらえないかとおっしゃってくださっていますが、
今後のことはこれから先生と奥様と、話し合いをする予定です。
国内に留まらず国外にもファンの多い、歴史あるサトーマレットを
どうにか残していけたら、とは思っています。


研究室を引き上げるにあたり、様々な楽器を格安で譲っていただきました!
ティンパニ一対、マリンバ(4oct.)、コンガ(スタンド付き)、
ボンゴ(スタンド付き)、ドラ(スタンド付き)、シンバル2セットetc...
とってもありがたいことなのですが、
もーー私のレッスン室がパンク寸前!!笑
本当はドラムセットもと思っていたのですが、
さすがに入りきらず断念しました

ティンパニ
ティンパニはラディックのドレスデンモデル。
このモデルは、ラディック社が1970年代中ごろまで
造っていたもののようです。
どうりでラディックのホームページを見ても見つからないわけだ!
ペダルにストッパーがついているギヤ方式、
大学時代によく叩いていたリンガーを思い出します、懐かしい。笑
チューニングキーを挿して使う、微調整用のチューナーも付いています。
今となっては貴重なモデルなのでしょうか。。

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こんな面白い楽器も譲っていただきました。
キューバの楽器、キハーダ。
ヴィブラスラップの原型ともいえる楽器で、
ロバや馬の下顎からできている…というか、
ロバや馬の下顎まんまです
母に相当嫌がられました
奏法などは、お借りした下記動画参照。

動画:キハーダ

因みにヴィブラスラップとはこんな楽器。

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先生から譲っていただいた楽器で、
今までよりも演奏活動の幅が広がればいいなと思います



創作打楽器

先日、急遽お知らせしたNHK総合でのテレビ放映ですが、
翌朝のニュース番組にて、6:26頃に放送されたようです
ご覧になった方いらっしゃいますか~?
事前に放送時間のご連絡をくださったNHKの方も、
緊急なニュースが入り、20:45~、22:50~に放送できない場合は、
翌朝になる可能性もありますがご了承ください、といった感じだったので、
確実な放送時間をお伝えできずにすみませんでした
翌朝の放送時には私はまだ眠っていたのですが、笑
既に起きていた両親が、辛うじて録画しておいてくれてました!
僅かながら私も映っていました。笑

放送では一部の楽器しか紹介されなかったので、
ここで改めて、取材の日に写真に収めてきた創作打楽器をご紹介します

まずは、先生が一番思い入れの強そうな「ノーモアヒロシマ」。
私もこの楽器が一番印象に残っています。

DSC03931.jpg

先生がご自身で第二次世界大戦を体験され、広島の惨事を目の当たりにし、
このようなことが二度と起こらないようにという思いから
創作された楽器(先生はオブジェに近いとおっしゃっていました)です。
中央辺りに大きく空けられた穴は、広島に落とされた原爆のあと、
犠牲者の方々の心にぽっかりと空いた穴、という意味合いで表現されており、
さらに、その周りを囲うとげとげしたもので穴全体が時計と見立てられ、
止まった「時」が表現されています。
その他にも、近くで見ないとよくわかりませんが
ちょっとグロテスクだけど、人間の腸が表現されていたり
水を求めて彷徨う人々が表現されていたりします。
材料は全て、鉄くず等の廃材です。

先生の創作打楽器は、殆どが廃材からできています。
以下、研究室にあったその他の創作打楽器です。

DSC03925_20120508102735.jpg
ビッグバン。
鉄でできた地球の間に挟まっている鉄板を回すと
鉄の歯車のようなものが何かに接触して大きな音が出る仕組み。
地球の中で蠢くマグマを表現したのだそうです。

DSC03924.jpg
ウッド・モザイク・フォン。
木の廃材を色んな形にカットして、
叩く場所によって色んな音が出るウッドブロックのようなもの。

DSC03929.jpg
ウッド・モザイク・フォンの焼き物バージョン!?
先生のお知り合いの方に唐津焼(だったと思います…)で
作っていただいたそうです。
残念ながら音はあまり出ません。
先生はオブジェだとおっしゃっていました。

DSC03936.jpg
手作りのサンダーシート!

DSC03938.jpg
ダブルトライアングル。
叩く場所によって音程が変わります!

DSC03932.jpg
ウォーター・ゴング。
水を入れて、ボディーを叩いたりして演奏します。
形は蓮の花をイメージ。

以下、楽器の名前を把握できていません。すみません

DSC03926.jpg
パイプの手前の切れ端を、ゴムなどの柔らかめの材質の
平たいバチでフタをするように叩きます。
パイプの長さによって音程が変わります。
ブ●ーマンの原型!?

DSC03933.jpg
こちらも様々な長さのパイプに、革のヘッドが張られています。
やはりパイプの長さにより音程が変わります。
現在のクォータードラムのようなもの。

DSC03937.jpg
建物の建設の際に用いられる鉄筋を並べたもの。
直接台に置くと響きが止まってしまうため、
台に紐を張ってその上に置いてあります。
これが凄く良い音がするのです!

DSC03927.jpg
叩いたり、擦ったり、張ってある弦を弾いたり、
奏法は奏者の自由です!

DSC03934.jpg

DSC03930.jpg


あと1つや2つ、写真に収められなかった楽器があります
テレビで流れましたが、グラス・フォーンというとても面白い楽器も
写真を撮るのを忘れてしまいました

ピアノやヴァイオリンなど、出る音、奏法が決まっている楽器からは学べないこと。
このような楽器から、どんな音が出るのか、こうしたらこんな音が出た、など
想像力を養って欲しいと。
那須烏山市に寄贈されたら、子供たちの「音感」教育に役立てれば、と
先生はおっしゃっていました。
子供たちの興味をそそるような面白い造りだし、
遊びながら楽しく学べるのではないかなと思います



テレビ放映?

こちらのブログで何度かご紹介させていただいている、
私の恩師の一人である佐藤英彦先生が、今月中に
惜しくも宇都宮の研究室を引き上げることとなり(詳しくは後ほど)、
本日、先生お手製の創作打楽器の数々を、
NHKの方が取材をしにいらっしゃいました。
そこで、私と山本学くん(2枚目の写真の赤いシャツの男性)で
アシスタントを務めさせていただき、カットされていなければ(笑)
創作打楽器を使った先生とのアンサンブルの様子等が少し流れる予定です。
先生の貴重なインタビューもご覧いただけると思います。

放送は本日20:45~、NHK総合「ニュース845」という番組にて。
(他のニュースが入ってしまった場合は22:50~)
首都圏版となりますが、お時間のある方は是非♪
私はレッスン中なので、録画しなければ!

創作打楽器は近々、先生の故郷である那須烏山市に寄贈されます。
本日は取材と共に、那須烏山市の方々もいらっしゃいました。


DSC03923.jpg


DSC03918.jpg



少し前から

私の大好きなorange pekoeの曲が、某カクテルのCMで使われています

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orange pekoeの名曲中の名曲、やわらかな夜。
10年前の曲にも関わらず色褪せず、
今、この曲を採用するなんて良いセンスしてますね~

今年もLIVE行きたいなぁ♪



桜が満開です

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近所の駒生球場の桜
すごく綺麗に咲くんですよ
私が幼い頃も、父や母の自転車の荷台に乗せられて
見に来ていた記憶があり、昔から毎年見る光景です。
この辺りに住んでいる人しか通らないような場所だけれど、
密かなお花見スポットではないでしょうか
明日は雨のようですが、1日でも長く咲き続けてほしいものです!

幼い頃はお天気が良い日に、駒生球場に限らず
色んな場所へ、自転車の荷台に乗せられてお散歩に行きました
凄く鮮明に覚えているのが、散歩に出かけようとした時に
父が「タイヤの空気が甘いなぁ」とブツブツ言いながら
自転車のタイヤに空気を入れ始めた隣で、
タイヤが甘い!?どれどれ。と、
タイヤの泥除けに積もった砂埃を指ですくって
舐めたこと!笑
3、4歳頃の話だと思います。
おバカですね~砂埃が甘いわけないじゃない
あまりの不味さに、鮮明に記憶に残っているのかもしれません

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澤田奏恵

Author:澤田奏恵
栃木県宇都宮市在住。
宇都宮市立陽西中学校吹奏楽部在籍中に、第21回全日本アンサンブルコンテスト中学の部(打楽器六重奏で出場)にて金賞受賞(最高得点)。第44~46回全日本吹奏楽コンクール中学の部に出場(銀賞、銀賞、金賞)。うつのみや市民賞を受賞し、ニュージーランドへ演奏旅行を経験。栃木県立鹿沼東高等学校卒業。2007、2009年、レインボウ21サントリーホールデビューコンサート出演。第80回桐朋学園室内楽演奏会出演。第11回“長江杯”国際音楽コーンクール入賞。2008年桐朋学園大学音楽学部打楽器科卒業、2010年同研究科修了。打楽器、マリンバ、打楽器アンサンブルを佐野恭一、安江佐和子、安倍圭子、久保昌一、佐藤英彦、平子久江、室内楽を斎木隆の各氏に師事。
現在、桐朋学園芸術短期大学演奏員。KANAE MUSIC ACADEMY主宰。
栃木県内外で演奏活動を行う傍ら、後進の指導にあたる。

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